赤い龍の3Dケーキをご紹介します。
鱗(ウロコ)の1枚1枚の表現がとても見事で、くねらせた胴体が今にも動きそうなリアルさ。
この龍がスポンジケーキで出来ているとはとても思えませんよね。
6歳を迎えるお子さまのお誕生日ケーキとしてご注文をいただきました。
リアルな龍のクオリティはそのままに、それでいて霊獣としての怖さを感じさせない表情なので、お子さまにもきっと喜んでいただけたと思います。
龍と竜とドラゴン
すべて同じと思っていましたが、調べてみるといろいろな説があるため、はっきりとしていることを簡単にご紹介します。
まず「竜」は、「龍」の略字で、
「竜」は新字体の常用漢字、「龍」は旧字体の常用外漢字だが人名用漢字として今も広く使われているとのことです。
(ここでご紹介するときに「龍」を用いたのは、お客さまが「龍の3Dケーキ」とご記載だったためです。)
龍と竜はどちらも、神話や伝説上の生き物で霊獣・神獣として崇められてきました。
龍も竜も、英語ではdragon(ドラゴン)
ところが、東洋の龍(竜)と西洋のドラゴンは形が違い、蛇のような胴体を持つ龍(竜)と比べて、ドラゴンは恐竜のように足で立ち翼を持っています。
すべて伝説上の生き物ですが、東洋では龍(竜)が霊獣・神獣として崇められているのに対し、西洋でドラゴンは怪物(モンスター)として悪や暗黒の形象化された生き物とされているので、全く違いますね。
お誕生日ケーキに願いをこめて
さて、今回の「龍の3Dケーキ」は、もちろん東洋の「龍」。
龍のように力強く、健やかに、上に向かっていく気持ちを持ったひとになるように、そんな願いが込められたお誕生日ケーキだと思います。
お誕生日、おめでとうございます。
このたびはありがとうございました。