カメラの3Dケーキ作り方23

さて、【カメラのケーキの作り方①】に続きまして、
今回の【カメラのケーキの作り方②】は、カメラ本体とレンズの原型を「カメラらしく」色付け・組み合わせて、細かいパーツの取り付けから仕上げ、完成までをご紹介します☆

カメラの3Dケーキ-46

この黒い液体は、生クリームを基材とした柔らかいグラサージュを、食用の竹炭パウダーで色付けしたものです。
ご心配なく。味はありませんww

グラサージュは温度管理が難しく、ケーキ表面を綺麗にムラなくコーティングするのに適した柔らかさにするために、かなり気をつかうようです。

カメラの3Dケーキ作り方3

バットに金網を渡して、カメラ本体とレンズを載せ、

カメラの3Dケーキ作り方4

さきほどのグラサージュを、

カメラの3Dケーキ作り方5

惜しげもなくたっぷりと回しかけます。

カメラの3Dケーキ作り方6

グラサージュが全体にムラなくかかっているかどうか、しっかり確認。

カメラの3Dケーキ作り方7

このつやつや感!

カメラの3Dケーキ作り方8

金網からそろりと持ち上げ、トレイに移動。

カメラの3Dケーキ作り方9

この時点で撮影やめて、
無性にチョコレートケーキが食べたくなった吉松^^;

カメラの3Dケーキ作り方10

が、このNikon D7000の3Dケーキ完成を見届けるまでは、ぐっと我慢(><)
気を取り直して次っ!

カメラの3Dケーキ作り方11

これは、プラチョコ(チョコレートに水飴を混ぜて柔らかく扱いやすくした素材)を薄く伸ばして、ナイフで縦線の模様を細かく付けているところですね。

さて、一体カメラのどのパーツでしょうか?

カメラの3Dケーキ作り方15

なるほど!レンズのズームリングとピントリングですね☆

カメラの3Dケーキ作り方13

ケーキトレイに薄いマジパンを敷いた上にカメラ本体を載せ、

カメラの3Dケーキ作り方16

リングを取り付けたレンズを組み合わせます。

カメラの3Dケーキ作り方17

おぉ~!カメラらしくなりました!!

カメラの3Dケーキ作り方18

カメラ本体とレンズの結合部分を、さきほどの黒のグラサージュで埋めます。

カメラの3Dケーキ作り方21

これ、もうカメラですよ?

カメラの3Dケーキ作り方22

いえいえ、これからの細かい作業こそ、
だるまの開眼くらい(?)重要な作業となります。

カメラの3Dケーキ作り方24

本物のNikonを見ながら、細かいところを再現していくパティシエ。

撮影している吉松もワクワクしてきました!!

カメラの3Dケーキ作り方27

チョコペンで細かいところを描いています。

カメラの3Dケーキ作り方28

「Nikon」入った!!

パティシエの真剣な表情もさることながら、

カメラの3Dケーキ作り方30

少しずつ、少しずつ、
本物のカメラに近づいていくカメラのケーキを見ると、もうなんだか、感動メーターもレッドゾーンに振り切れ気味。

カメラの3Dケーキ作り方33

私が撮影しているカメラ(Sonyですが^^;)、そのファインダー越しに見えるNikonと、Nikonになりつつあるカメラのケーキ、

3台のカメラがシンクロするパティシエの厨房なんて、めったに無いですよね^^
カメラ好きにはたまりません♪♪

カメラの3Dケーキ作り方37

と、浮ついている場合じゃないですね^^;
ここでもパティシエはスケールを使って計測、
カメラのパーツの位置関係を確認しているところでしょうか。

150に小さくしたサンプル-38

細部の小さなボタン一つ一つの文字入れまで手を抜かない。

並んだところを見ると、大きさも同じくらいですね。

150に小さくしたサンプル-44

Nikonの特徴的な赤いラインや、レンズの黄色い文字など、黒いカメラ本体の小さな部分の色遣いがアクセントになって、より本物らしく見えますね。

150に小さくしたサンプル-45

ケーキからパティシエがスッと離れました、、、
どうやら、カメラが出来上がったようですっ!!

150に小さくしたサンプル-46

最後の仕上げですね。
周りに生クリームを絞って、

150に小さくしたサンプル-47

フルーツをデコレーション。
メッセージを書いたクッキーを添えて、

150に小さくしたサンプル-48

完成です☆☆☆

150に小さくしたサンプル-49

さあ、じっくりとごらんください。

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どこから見ても、

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カメラ、ですね。

150に小さくしたサンプル-51

今回は、【カメラのケーキの作り方①】からご紹介した、スポンジ生地を切出すところから、カメラの3D超立体ケーキ完成までを取材してご紹介しました。
所要制作時間、3時間12分。
これにはスポンジ生地を作って焼く時間や、あらかじめ生クリームを泡立てておいたり、グラサージュの調合やプラチョコ準備などの時間は含まれていません。

150に小さくしたサンプル-53

「とても細密に造られていて」と、
お客さまが仰ってくださったカメラの3D超立体ケーキが、

どうやって作られているのか、
どれだけ手間暇をかけているのか、
見た目だけでなく、なぜ美味しいのか、

お分かりいだけたのではないでしょうか。

150に小さくしたサンプル-55

これが、魔法のバースデーケーキです。

吉松はやっと、
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