ニッサン シルビア S15、車のケーキのご紹介です。
大ヒットのS13型、不人気だったS14型。
S14型不人気の理由はボディサイズの大きさが原因と言われています。
長さで50ミリ、横幅で40ミリ、重さで120㎏増加。大きくおデブになりました。
ニッサンとしては「ボディの大型化分は、エンジンの15馬力アップで帳消し!」
というつもりだったのだろうけど、シルビアファンには全くウケませんでした。
S13型の販売台数が30万台に対して、S14型7万台。惨敗です。
この事実を重く見たニッサンはS15型を思い切りダイエット。
S14型よりも長さで75ミリ、横幅で35ミリ、重さはそのままだけど馬力は30馬力アップ!
どうよ!とばかりに登場しました。
シルビアファンは大絶賛! 夢よもう一度! シルビア大ヒット!
のはずだったのですが、世間はミニバンブームでした。
2ドアスポーツカーの人気は下火となり販売台数33000台。
発表から3年で生産終了となってしまいました。(通常は6年間程度生産される)
ちょっと悲運でしたが、S15型はシルビア史上最強のモデルです。
スポーツモデルとして現代でも十分に通用します。