アンパンマンのお顔の立体ケーキです。
小さなお子さまに人気のアンパンマン。
そういえば最近、アンパンマンが繰り出す「アンパンチ」が暴力的で、子どもに悪影響を与えるなどといった話がネットで話題になっていますね。
アンパンチでバイキンマンをやっつけるのは、暴力で問題を解決することに等しく、それを見た子供が暴力的になってしまうのではないかという心配が、一部の親御さんにあるようです。
なるほど。
ほんとに、アンパンマンが大好きなお子さんは、暴力的になってしまうのでしょうか?
弊社魔法のバースデーケーキでは、アンパンマン立体ケーキのご注文を数多くいただいてきましたが、実は、敵役のバイキンマン立体ケーキもお子さまに人気があります。
正義の味方アンパンマンではなく、いつもみんなを困らせているバイキンマンを好きなお子さまがいるのはなぜでしょうか。
その理由を考えてみました。
・バイキンマンのキャラの個性が際立っていてユニークなこと。
・悪さをするんだけれど、憎めないキャラだということ。
・ときには、バイキンマンがアンパンマンを助けるときがあること。
・いつもやられているバイキンマンを可哀そうに思うこと。
・アンパンチでやっつけられても、バイキンマンは次回も元気に登場すること。
子どもって、実は大人が考えるよりずっと、
物事を自分で判断する力があるのではないかと、私は思うのです。
そして、多様性を受け入れる柔らかい心もあると。
「アンパンマンは空を飛べるけど、ボクはアンパンマンみたいに空を飛べない。」
「アンパンマンは自分の顔のあんぱんをちぎって、困っているひとに食べさせてあげるけど、アタシの顔はひとにあげられない。」
お子さんはアンパンマンを見て、空を飛ぶ格好をするかもしれませんし、自分の顔をちぎるような恰好をするかもしれません。
だけど、それが現実じゃないことを、子どもはわかっている。
現実に起こる、自分の気に喰わないことやモノ、人に対して、アンパンチで解決しようとする恰好を、お子さんがするかもしれませんね。
だとしたら、そのときこそチャンスじゃないですか。
お子さんに、アンパンチという暴力は、現実では何も解決しないことを親が教える、絶好のチャンスです。
アンパンマン、昔も今も変わらず、良いアニメだと私は思います^^。