連日の地震報道の中で
電気や水道の復旧のめども立たず
十分な水や食糧にも事欠き
寒く辛い避難生活を送られている
被災された方々の不安な表情を目にしているうちに
被災地から遠い、ここ暖かい福岡で
当たり前のように
ガスをつけてご飯を作り
シャワーを浴び、洗濯した衣服を身に着け
温かい布団にもぐりこんで寝られる自分をかえりみている
地震発生から、ここ数日の
落ち込んだ気持ちは
未曾有の地震が引き起こした悲惨な状況に対する
悲しいという感情だけでは
ないことに、気づいた
辛い状況にある方々に対して
普通に生活ができる我と我が身が
申し訳なく思えて
暗い気持ちのまま、報道番組を見ていたら
「普通に生活できることを、うしろめたく思う必要はない」
「自分にできる支援をする」
地震報道への視聴者の方からのコメントに、目がとまった。
ああ、そうなんだ
普通に生活できることに感謝する。
そして、私にできる支援をする。
それでいいんだよと、
教えてもらった。
気持ちが、前を向いた。
私なりに、できることをしたい。